早期膵癌の最新腫瘍マーカー
APOA2アイソフォルム 4000円
（基準値 APOA2-i index 59.5µg/ml以上)
APOA2は、善玉コレステロールであるHDLコレステロールの構成成分をなすリポタンパクの1種で、血液中に多量に存在します。
このAPOA2は、血中で酵素等の働きで形状の変化を生じ、異なった形状(アイソフォーム)を複数生じます。
早期の膵癌や膵癌前癌病変である膵管内乳頭粘液腫瘍(IPMN)では、アイソフォームのうち2種類において、占める割合が正常者と異なった割合となります。
このバランスの狂いを血液検査で見つけることにより、従来早期発見が困難であった膵癌を早期に発見できるようになりました。
特に糖尿病では、非糖尿病者より膵癌発症率が高く(特に糖尿病発症1年未満では5.4倍、その後でも1.5～1.6倍)、定期的な測定が望まれます。
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