腫瘍マーカーによる癌のスクリーニング(腫瘍マーカードック)
体調がすぐれないが、原因がはっきりしない。
どこがに癌があるのではないかと心配だが、総合病院で大がかりな画像診断を受けるのも踏ん切りがつかない。
このような不安を抱えながらも医療機関を受診できずにいませんか?
このような方はまず、血液の腫瘍マーカーによる検査を受けて見てはいかがでしょう。
あくまで固形癌の診断は、画像診断で特定の場所に癌を思わせる形態異常を認め、その場所の組織検査で癌細胞を確認することによります。
これに対し腫瘍マーカーは、体内に癌細胞が存在すると特異的に増加しやすい蛋白質や酵素・ホルモンなどの物質のことです。
体のどこかはっきりしないが、どこかに癌があると増加しやすい臓器特異性の低い広域腫瘍マーカーと、特定の臓器の癌で増加しやすい臓器特異性の高いマーカーがあります。
いずれのマーカーもあくまで癌があると高くなりやすいのであり、必ず高くなるものではありません。また逆に癌があるのに高くならないことや、良性疾患で高くなることもあり、確定診断には使えません。
この意味で腫瘍マーカーは、スクリーニング検査として利用されます。
癌の補助診断検査ということもできます。
体調がすぐれないが、どこが悪いのかはっきりしない場合には広域腫瘍マーカが、特定の臓器の不調を疑う場合には、臓器特異性の高い腫瘍マーカーが役に立つかもしれません。
また、保険診療では数多くの腫瘍マーカーを測定するのは難しく、かなり絞り込まなければならず、この意味で自費診療の活用も考慮されます。
一度当院に御相談ください。
ネット予約を申し込まれる場合は、問診票に気になる症状とともに、腫瘍マーカー測定の希望も記載ください。
動脈硬化検査(動脈硬化ドック)
加齢・糖尿病・脂質異常症はいずれも動脈壁の硬化の原因となり、血圧の上昇を起こし、さらには血管の詰まりに進展し脳梗塞・心筋梗塞・下肢等の閉塞性動脈硬化症、血管が破れることによる脳出血・動脈瘤の破裂等を引き起こします。
これらの疾患の予防のためにも、現在の動脈硬化の程度を把握し、原因疾患の治療により、どの程度動脈硬化の進行を抑えることができたかを把握することは重要です。
当院では、四肢の血圧を測定することにより、両下肢の動脈壁の硬さを判定し、動脈硬化の程度を推定するForm検査を実施しています。また、この検査では両下肢の動脈閉塞も判定可能で、定期的な測定が望まれます。
また、自費検査になりますが、血液検査でもアディポネクチン等、全身の動脈硬化を判定する検査を実施しています。
一度当院に御相談ください。
ネット予約を申し込まれる場合は、問診票に気になる症状とともに、動脈硬化検査の希望も記載ください。
腫瘍マーカードック
CEA:1600円(膵・肺・大腸・乳癌等広域マーカー)
CA19-9:1800円(胆嚢・胆管・膵癌等)
AFP:1600円(肝癌のマーカー)
腫瘍マーカー基本セット(CEA・CA19-9・AFP):4500円
腫瘍全体のスクリーニングセット:男性9400円/女 性9600円
CEA・CA19-9・AFP・シフラ・ProGRP・PSA(男性)
CEA・CA19-9・AFP・シフラ・ProGRP・CA125(女性)
追加希望にて
抗P53抗体:広域および食道・大腸・乳癌のマーカー1600円
動脈硬化ドック
高分子量アディポネクチン:5300円
高感度CRP:800円
動脈硬化基本セット(高分子量アディポネクチン・高感度CRP):5800円
追加希望にて
フォルムによる下肢動脈の動脈硬化度・閉塞の有無チェック:1000円
各臓器ごとに勧められる腫瘍マーカーセット
肝癌 :6200円
AFP・AFP-L3・PIVKA-Ⅱ・CEA
胆嚢・胆管癌:7100円
CA19-9・SLX・CEA・DUPAN-2・SPAN-1
膵癌:8300円
CA19-9・SLX・CEA・DUPAN-2・SPAN-1・エラスターゼ1
肺癌:8900円
肺腺癌
CEA・SLX
肺扁平上皮癌
SCC・CYFRA
肺小細胞癌
NSE・ProGRP
大腸癌:3500円
CEA・抗P53抗体・高感度CRP
食道癌:7200円
CEA・抗P53抗体・SCC・CYFRA・CA19-9
胃癌 :6700円
CEA・CA19-9・CA72-4・CA125・NCC-ST-439
胃がんリスク検査(ABC検診):5000円
乳癌:4400円
CA15-3・CEA・抗P53抗体
子宮頚癌:3200円
SCC・CYFRA
卵巣癌:4300円
CA125・HE4
前立腺癌:3200円
PSA・PSA F/T
甲状腺癌:4400円
サイログロブリン・カルシトニン・CEA
血液腫瘍:4800円
IL-2R・β-2MG
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