尿検査でわかる膀胱癌の腫瘍マーカー
- ywada96
- 5月18日
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尿中BTA(膀胱腫瘍関連抗原) 3500円
(基準値 陰性)
尿中に排泄された膀胱基底膜成分の断片同士が結合して形成される蛋白断片の複合体 。
膀胱癌患者の尿中に検出される 。
腫瘍に対する感受性は高くないが、特異性が高い。
感受性 64~65%(文献によっては36%)
特異性 74~77% (文献によっては92%)
尿中FDP(フィブリノゲン分解産物) 1700円
(100ng/mL以下)
血液凝固に関わるフィブリノーゲンやフィブリンが線溶系の働きで分解された分解産物。
膀胱癌の組織内や周辺では、フィブリノーゲンやフィブリンが集積しやすく、これらが分解され生じたFDPが尿中に出現するため、膀胱癌では尿中に高濃度に認める。
腫瘍に対する感受性が高いが、他疾患でも出現しやすく、特異性が低い。
感受性 79%
特異性 69%
より正確な判断のために両マーカーの同時測定が必要です 4200円
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